スマホを落とした本人ではなく周りの人が被害を受けたケース[金スマ]

スマホを落としただけなのに2

 

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こんにちは!tomatoです。

 

スマホを落としたことで、

事件に巻き込まれてしまう映画

『スマホを落としただけなのに』が、

大ヒットしました。

 

しかし、それは映画の世界のことだけではありません。

実際に、スマホを落としたことによって

被害に遭ってしまった多くの実例があります。

 

2020年7月10日放送の

『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』

(TBS 毎週金曜日 20:57〜22:00)

通称『金スマ』で、

専門家がスマホ被害を防ぐ対策法を

紹介してくれました。

 

今回は、前回の

『女子高生を襲った6つの悲劇』とは、

また別の事例、

スマホを落とした本人ではなく周りの人が被害を受けたケース』です。

 

『女子高生を襲った6つの悲劇』を見てないなら

こっちの話も相当怖い↓

スマホを落としたことがある人もない人も絶対に知っておくべき![金スマ]

 

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スマートフォンの利用率

今や生活に欠かせないスマートフォン。

総務省の情報通信政策研究所

『平成30年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査』

によると、

スマートフォンの利用率は、

全世代で平均87%で、

とくに20代にいたっては、

なんと99%の利用率になっています。

 

それに伴い20代女性が被害に合う事件が、近年急増しています。

実例をもとに解説

今回も、実際にあった事件をもとに、

フィクションを交えて再構成したものです。

 

1か月後に結婚を控えていたカップルが、

スマホを落としただけなのに、

破局してしまったお話です。

結婚間近の女性を襲った悲劇

都内でOLをしている竹村彩乃(仮名)29歳。

 

後輩の岩城みゆき(仮名)とランチ中、

左手薬指の指輪を指摘され、

「私、プロポーズされちゃいました」

 

彼女は、一流商社に勤める

エリートサラリーマンと、

2年半の交際を経て婚約し、

誰もが羨む幸せを手に入れるはずでした。

 

そんなある日、

会社のトイレにスマホを忘れてしっまた彩乃。

 

それを偶然拾った人物が、

会社の警備室に落し物として届けてくれていました。

 

彩乃は翌日、自分のスマホを取り戻すことができました。

 

ロックを解除されていないことも確認し、

誰かに操作された形跡も全くなかったのですが、

 

実はこの時すでに、

彩乃のスマホはロックを突破され、

何者かに乗っ取られていました。

 

それは、スマホを落とした夜のこと、

彩乃の婚約者、

本田直人(仮名)34歳

に、彩乃から一通のメールが届きました。

「ショートメールなんて珍しいな」

 

恋人の彩乃から届いたメールの内容は、

『アプリをダウンロードすれば可愛い動物の画像が手に入る』

というものでした。

 

恋人からのメール、

婚約者はとくに気にすることもなく

アプリを直ぐさまダウンロードしました。

 

しかしこのメールは、

スマホロックをある方法で突破し、

彩乃の携帯を乗っ取った人物が送ったものでした。

 

この時最初に狙われたのは彩乃ではなく、

婚約者でした。

 

この日から彩乃と婚約者の直人の二人に、

次々と不可解なことが起きることになります。

 

ランサムウェア

それは、婚約者が仕事で

大事な取引先と電話をしていた時のこと、

突然スマホの画面に見たことのない警告が、

 

『警告⚠️24時間以内に3万円支払いなさい』

という内容のものでした。

 

この時スマホはロックされ操作不能に、

『解除したければ、クレジットカードでお支払いください』

と表示されていました。

 

仕事で急いでいたこともあり、

婚約者はクレジットカードの情報を打ち込み、

3万円を支払ってしまいました。

 

仕事は事無きを得ましたが、

実はこの手口は『ランサムウェア』

というものです。

ランサムウェア:ロックを解除する為に代金を要求する詐欺です。支払える額の為慌てて払ってしまう被害が多発してます。

中には大手企業のホンダ工場や、福岡県警なども被害に遭っています。

知らぬ間に身代金要求型ウイルスの

『ランサムウェア』の被害に遭ってしまいました。

そしてこれが、

新たな被害の引き金になるのです。

 

彩乃とデート中、

婚約者がクレジットカードで会計を済ませようとした時に、

「お客様申し訳ございません。こちらのカードは使用できないようですが」

 

直ぐさまクレジットカードの

サポートセンターに確認しました。

すると、

カードが限度額を超えているとの報告が、

「今月そんなに使ってないんだけどなぁ」

 

婚約者には全く見に覚えは無かったのですが…

 

誰かにクレジットカードの限度額いっぱいまで

使われていました。

※不正利用のため支払いは免責された

 

実は、あの時打ち込んだ

クレジットカードの個人情報の入力が、

彩乃のスマホを拾った犯人の手に…

 

そして、家電製品やブランド品などの

高額商品の購入に使われていました。

 

さらにクレジットカードの被害だけに留まらず、

不可解なことはその後も続きました。

 

婚約者の自宅に帰ると、

なぜかポストに

2人を隠し撮りしたとみられる

大量の写真が入っていました。

中には最近2人がデートに行った場所の写真まで…

 

2人は姿の見えない恐怖に、

日に日に追い詰められていきました。

 

そんな中で、会社では将来を嘱望されていた婚約者。

若くして社運を賭けたプロジェクトのリーダーに抜擢されていたのですが、

ある時、血相を変えてやって来た部下から、

「先輩大変です!今進めているプロジェクトの機密情報が他社に漏れています!」

 

なんと会社の機密情報がライバル社に漏洩する自体に…

 

プロジェクトリーダーの婚約者が責任を取らされ、

閑職部署へ異動させられてしまいました。

 

するとその数日後、

ついに被害は彩乃にも及ぶことになりました。

 

彩乃の母親が、早朝から突然、

彩乃の部屋にやって来ました。

「ちょっとこれを見なさい!」

 

母親はスマホの映像を見せてきました。

そこに写っていたのはなんと、

婚約者の直人の部屋で、

婚約者と親密に過ごす彩乃の後輩の姿でした。

「知らないアドレスからいきなり送られて来て」

泣き崩れる彩乃…

 

スマホを落としてから次々と、

彩乃と婚約者を襲った出来事。

これらの被害、

実はあの時彩乃からショートメールを受け取り、

婚約者がダウンロードした悪質アプリによるものでした。

 

スミッシング

スマホ普及に伴い近年増加している被害、

その名は『スミッシング』です。

 

スミッシング:ショートメールとフィッシング詐欺を合わせた造語

※フィッシングとは偽のウェブサイトに誘導させ個人情報を盗み取り不正利用する詐欺

ショートメールを使ってサイトに誘導させ、そのサイトの中にインストールボタンがあって、ボタンを押してしまうと悪質なアプリがその携帯にインストールされ、そこから個人情報が盗み取られてしまうというもの。

2018年7月、(佐川急便)宅配便を騙ったスミッシング・ショートメールが拡散、アプリをインストールすると遠隔操作でスマホ内の情報窃取するスミッシング被害が話題に。

最近では新型コロナウイルスの給付金を狙った被害も。

これは見知らぬ番号から送られるケースが多いですが、

注意すべきは今回のような

知り合いから送られてくるケースだといいます。

番号を知っているもの同士でのメールだと、

信用性が高いため開封率は上がります。

 

全ては、彩乃がスマホを忘れたことから起こったことなのですが、

その裏で犯人は何をしていたのか。

 

悪質アプリによる被害①隠し撮り

GPS情報を常時監視できるため、

ターゲットの行動パターンが全て筒抜けになってしまいます。

 

ポストに入っていたあの写真は、

犯人がインストールした悪質アプリで、

スマホのGPS機能を使い婚約者を

尾行して撮影されたものでした。

彼の行動パターンは常に把握され、

常に監視されていたのでした。

 

悪質アプリによる被害②機密情報漏洩

婚約者がプロジェクトチームで使用していたのが、

ネット上でのデータの保存・共有ができ、

多くの企業が使用する

『クラウドサービス』です。

 

ただし、その『クラウド』さえも、

IDとパスワードを乗っ取られてしまうと、

クラウドのデータを

他の携帯に保存されてしまうというリスクがあります。

 

悪質アプリによる被害③盗撮・盗聴

彩乃の母親に突然届いたというあの動画、

実はその前夜のこと、

職場で立場を追われた婚約者は、

自暴自棄になってバーで酔いつぶれていました。

 

するとそこへ、

たまたま同じ店にいたという彩乃の後輩が、

婚約者を介抱し、

婚約者の自宅に送り届けていました。

 

そしてその様子を撮影したのが、

スマホではなく、

なんと婚約者の家にあった、

不在時にペットの様子を見ることができる、

『ペット見守りカメラ』でした。

 

インターネット上で常に

家のペットが今どこにいるかわかるサービスなんですが、

IDとパスワードを盗まれてしまって、

それが常時犯人側に見られてしまったという手口です。

遠隔操作アプリから盗聴・盗撮もできるということです。

 

実際に、2017年に愛知県で、スマホの見守りアプリを利用して、

20歳の女子大生の部屋を覗き見していた、

40代の男がストーカー規制法違反の容疑で逮捕される事件がありました。

 

セクストーション

さらに犯人の魔の手は彩乃の会社にも…

 

彩乃の会社のパソコンに、全社員向けのメールが届きます。

そのメールには、他人には絶対見られたくない、

彩乃と婚約者のプライベート写真が映っていました。

 

それらは全て婚約者のスマホに入っていたものでした。

犯人側もスマホの写真を見ることができます。

それをばら撒かれてしまいました。

 

その後彩乃が自宅に居ると、

非通知の電話がかかってきました。

恐る恐る電話に出ると、

「これ以上写真をばら撒かれたくなかったら30万円払ってください」

と電話の相手に言われます。

 

「お金なんて払いません!警察に通報しますから!」

支払いを拒否した彩乃だったが、

30分後、彩乃のフェイスブックに登録されていた

50人以上の友人に

写真がばらまかれたのでした。

 

まるでドラマや映画の話のようですが、

これも実際に起きているスマホ被害、

その名も『セクストーション』です。

セクストーション(性的脅迫):セックス(性的な)とエクストーション(脅迫)を合わせた造語。性的な動画・写真をばらまくと脅して金銭を要求することです。

 

こうして、

お互いのプライベート情報が流出したことにより、

婚約者との関係も壊れ、

結婚式1ヶ月前に2人は破局。

スマホを落とした、ただそれだけなのに、

彩乃は何もかも失ってしまいました…

 

 

 

そしてこの一連の事件を引き起こした犯人は、

彩乃の後輩の岩城みゆき

でした。

 

みゆきは、

彩乃の婚約者の直人に、

一方的に好意を寄せていて、

直人が自分以外の女性と結婚することが

絶対に許せなかったのです。

 

しかし、このときみゆきは

どうやってスマホのロックを突破できたのか?

それはあまりに単純な手口でした。

 

トイレで偶然彩乃のスマホを拾ったみゆきは、

最初はロックを解除することはできなかったのですが、

スマホの側面にあるSIMカードという部品を取り出し、

それを自身の古いスマホに差し込み、

彩乃のスマホのクローン携帯を作成、

それにより彩乃の電話番号と

その電話帳のデータを盗んだのでした。

 

そしてみゆきはクローン携帯を使い、

彩乃になりすまし、

婚約者にショートメールを送っていたのです。

 

SIMカード:契約者の識別番号や電話番号などの情報を記録

通称ICカードといって、スマートフォンの中に必ず挿入されているカードで、携帯番号の識別番号がそこに入ってますので、1度そのカードを抜いて別の携帯にそのSIMカードを入れることで、クローン携帯が作られます。

なので、なりすまして電話もショートメールもできます。

 

後日、クレジットカードの不正利用で、

商品を購入した際の住所から

みゆきが特定されて

逮捕されました。

 

対策法

元埼玉県警デジタル捜査課班長の

佐々木成三(ささき なるみ)さんと

サイバーセキュリティの専門家、

SBテクノロジー株式会社

辻伸弘(つじ のぶひろ)さんが

スタジオで対策法を公開してくれました。

SIMカードをロックする

SIMカードは暗証番号があって、

初期設定のまま使っている人が多いのですが、

実は、自分の暗証番号は変更可能だそうです。

 

ちなみに初期設定の番号は

携帯会社によって決まっていて、

主要携帯会社初期設定の

SIM PINコード

docomo:0000

au:1234

SoftBank:9999

です。

初期のままだと、誰でも分かっていることなので、

ロックしたほうがいいとのことでした。

 

元埼玉県警デジタル捜査課班長の

佐々木さんのオススメの対処法は、

デフォルトの暗証番号を他人がわからない

自分の番号に変更する方法です。

注意:変更する際、暗証番号などを入力する手順を3回間違えてしまうとスマホにロックがかかってしまい、各携帯会社へ持ち込まないと、スマホが使えなくなってしまいます。

番組では、SIMカードをロックする方法を

『金スマ』ホームページにて詳しく解説してくれていると

説明がありました。

 

変更したい場合は絶対に見たほうがいいです↓

『金スマ』スマホ被害対策法 SIMカード暗証番号の変更手順

スマホのアップデートは怠らない!

サイバーセキュリティの専門家

辻伸弘さんが、

今回の事件とは直接的な対処法ではないですが、

スマホのアップデートを怠らないということを

紹介してくれました。

 

普段スマホを使っていると、

『新しいものが出ました』とかの、

通知が来るのですが、

『セキュリティの機能が破られてしまうかもしれないといったいわゆる(穴)を防ぐことができました、なので、新しいものに更新してください』

というものも結構多いので、

通信の量が増えたりするのが嫌だとか、

見た目が変わって操作しにくくなるのが嫌だという人が多いのですが、

セキュリティ対策がいろいろあるけど

とりあえず、まずはこれだけは最低限やってほしいと

おっしゃっていました。

 

まとめ

今回のスマホ被害を見て、

自分だけじゃなくて、周りの人にも

気をつけるように促そうと思いました。

まぁ僕は変な写真を絶対に撮らないし、

SNSにプライベートなことを発信することはないので、

とりあえず、『セクストーション』は

大丈夫だと思います。(笑)

 

あと、もう一度言いますが、

SIMカードのロックをする場合は

本当に気をつけてほしいです。

このような内容の放送があった後は、

スマホがロックされて使えなくなったという問い合わせが、

各携帯会社ですごく増えるみたいです。

 

ちなみに

刑法168条ウイルス作成罪(不正指令電磁的記録共用罪)

無断で悪質なウイルスを入れると

有罪の場合3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

となるので、

良い子はマネしないようにね!

 

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